記憶術を学ぶ

記憶と海馬の関係性

皆さんは【海馬】という言葉をご存知ですか?

海馬とは私たちの脳の左右に1つずつある『記憶』作り出している場所のことです。

脳の神経細胞というのは生まれた時が一番多くて、年を重ねる毎にどんどん減っていきます。

ところが脳のある1部分だけは、いくつになっても脳神経細胞が新しく生まれます。

もっというと、死ぬ脳神経細胞より生まれる脳神経細胞が多ければ、
脳の体積が増える場合があります。

その脳の部分というのが【海馬】と言います。

海馬は脳の中のとっても重要な部位であって、
もし海馬が何らかの障害でなくなってしまったり、機能しなくなった場合
生きていくこと自体がとても難しくなる、とっても重要な部位なのです。

例えば、アルツハイマー型認知症ではまず、この海馬の萎縮から症状が
出始めるので物忘れが起こるのです。

ですが、その海馬は日頃の脳の使い方次第で体積を増やすことが可能だということが
分かっています。

さらに、何歳になっても鍛えることが可能なのです。

ということは、将来起こりうる認知症を予防できる可能性も高まります。

海馬を大きくする方法

・五感を働かせる
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感を通して入力される感覚は
全て海馬に入り、海馬で必要かどうかの仕分けがされます。

ということはこの五感をフルに活用するような生活をすることが、
海馬にたくさんの刺激を与えることになります。

なので、いろいろな物や風景を観たり、
普段聴かない音楽を聴いてみるのもいいですし、

ラベンダーやローズマリーの香りも脳の活性化い良いとされていて
リラックス効果や、記憶力、集中力を高める効果もあります。

・反復作業をする

海馬は入ってきた情報のふるい分けをする役割もあります。

全ての情報を脳内に記憶できるわけではないので、必要な情報だけを
優先的に記憶し、その他の情報はほとんど捨てられたりします。

何かを身に付けたいとか、覚えたいという場合には、繰り返し、繰り返し
情報を記憶することが必要であり、そうすることにより海馬の神経経路も強くなります。

・生活習慣を見直す

『有酸素運動を日常的に行ってみる』

有酸素運動をすることによって、脳の栄養素が作られ、海馬を大きくするという
ことが証明されています。

『睡眠をしっかりとる』

眠っている間に、海馬はそれまでに入ってきた情報の整理整頓をしていて、
しっかりとした睡眠時間をとることで、海馬の整理整頓の時間を作ることがます。

また、睡眠を取ることでストレスの解消にもなりますので睡眠はしっかりとってストレスを溜め込まないようにしましょう。

海馬はとてもストレスに弱く、うつ病の患者には海馬の萎縮が見られ、当然記憶力は低下してしまいます。

対策としては、ランニング等の軽い有酸素運動や、十分な睡眠時間の確保により海馬の神経が増加するだけではなくストレス解消にもなるので心がけましょう。

まとめ

ここでは海馬についてや、海馬と脳(記憶)の関係性についてお話しさせていただきました。

大切なのは、【脳の働きを止めないこと】です。
脳の働きが良い状況というのは、海馬が活性化されている状態でもあります。

海馬は簡単な計算ドリルや知恵の輪、連想ゲーム、トランプゲームなどでも活性化されますし、

また、脳に新しい刺激を与えてあげることも大切です。
例えば、行ったことのない場所に旅行に行くのもいいですし、
新しい友人を作ってみたりするのもいいでしょう。

また、趣味や興味の範囲を広げてみるのもいいかもしれません。

行ったことのない場所に行けば脳にその場所が記憶されますし、
新しい友人を作れば、その人の顔や名前などを記憶することになるので
脳にとってすごくいいことですね。

先ほども言った通り最も大切なのは、脳の働きを止めないことです。

暗い気持ちになったり、自暴自棄になったりするのではなく、
少しでも前向きに脳を使うことを考えてみる。

それだけでも脳は活性化されます。

この事からわかるように、海馬は脳(記憶)の働きにより良くも悪くもなってしまう
脳にとって重要な部位なのです。

ですから、日常から脳(記憶)に刺激や働きを与えていくのがいいですね。

2018年05月15日 | Posted in 記憶術を学ぶ | | Comments Closed 

関連記事